デンマークで結婚するには?Familieretshusetへの婚姻許可申請を完全ガイド【2026年版】

デンマークで結婚するには?Familieretshusetへの婚姻許可申請を完全ガイド

「デンマーク人のパートナーと結婚したい」「ヨーロッパに住んでいてデンマークで式を挙げたい」そんな夢を持っている方、まず何をすればいいか知っていますか?

実は、デンマークで法的に結婚するためには、婚姻状態証明書(Certificate of Marital Status)の取得が必須です。そしてその申請窓口がFamilieretshuset(家族法機関)というデンマークの国家機関です。

このガイドでは、申請の流れ、必要書類、費用、審査期間まで、日本語でわかりやすく解説します。さらに、私自身が日本人としてデンマーク人パートナーと実際に申請を経験した際のリアルな体験談も盛り込んでいます。「デンマークは国際結婚が簡単」とよく聞きますが、実際にはなかなか一筋縄ではいかない部分もありました。同じ状況で困っている方の助けになれば嬉しいです。

  1. そもそもFamilieretshusetとは?
  2. デンマークで結婚できる条件
  3. あなたのケースはどれ?申請窓口が変わります
    1. ケース1:北欧市民またはデンマーク永住権保有者
    2. ケース2:二人ともEU/EEA市民(スイス含む)
    3. ケース3:少なくとも一人がEU/EEA域外の国籍
  4. 私の実体験:日本人×デンマーク人カップルのリアルな申請記録
    1. 日本での書類準備:市役所から霞が関へ
    2. デンマークでオンライン申請を開始
    3. 【要注意】メールが届かない問題と対処法
    4. フォーム完了から4営業日で許可が下りた
    5. 証明書を受け取ったあと:コミューンへの連絡
  5. Familieretshusetへの申請:ステップバイステップ
    1. ステップ1:必要書類を集める
    2. ステップ2:オンライン申請フォームへアクセス
    3. ステップ3:申請フォームに必要事項を記入・書類をアップロード
    4. ステップ4:申請費用を支払う
    5. ステップ5:審査を待つ
    6. ステップ6:婚姻状態証明書を受け取る
  6. 書類の認証について(アポスティーユ・公証)
    1. 日本の書類の場合
    2. EU/EEA諸国の書類の場合
  7. 利用できるフォーム・書類一覧
  8. 2026年4月の新ルール:非EU市民の合法滞在証明
  9. 申請の注意点まとめ
  10. Familieretshusetへの問い合わせ先
  11. FAQ:よくある質問
    1. Q1. デンマークで結婚するために、事前にデンマークに住んでいる必要がありますか?
    2. Q2. 婚姻状態証明書の有効期限はありますか?
    3. Q3. 申請費用2,100 DKKは返金されますか?
    4. Q4. 申請はすべてオンラインでできますか?デンマークに行く必要はありますか?
    5. Q5. 審査が5営業日で終わらないこともありますか?
    6. Q6. 日本人の独身証明書はどこで取れますか?
  12. まとめ

そもそもFamilieretshusetとは?

Familieretshuset(ファミリーレッツフーセット)は、日本語に訳すと「家族法機関」。デンマーク政府が管轄する公的機関で、婚姻・離婚・親権・養子縁組など、家族に関するさまざまな法的手続きを担当しています。

国際結婚に関しては、2019年から全国一元化された窓口としてFamilieretshusetが申請を一括受付しています。これにより、どの地域のカップルでも同じ基準で審査されるようになりました。

公式サイト(英語対応あり)はこちらです。

デンマークで結婚できる条件

まず大前提として、デンマーク婚姻法が定める以下の条件をすべて満たしている必要があります。

基本的な婚姻条件:

  • 両者ともに18歳以上であること
  • 現在婚姻関係にないこと(既婚者はデンマークでは再婚不可)
  • 近親者同士でないこと
  • デンマーク国内に合法的に滞在できること(滞在資格の証明が必要)

とくに「合法的な滞在」については重要なポイントです。

2026年4月10日から、シェンゲン圏での合法的な滞在を証明するための新しいルールが施行されています。EU/EEA域外の国籍を持つ方は特に注意が必要です。

あなたのケースはどれ?申請窓口が変わります

コペンハーゲン 公園

デンマークでの婚姻申請は、カップルの国籍と居住資格によって窓口が異なります。自分たちのケースをまず確認しましょう。

ケース1:北欧市民またはデンマーク永住権保有者

二人ともデンマーク市民・北欧市民の場合、またはどちらかがデンマークの永住権を持っている場合は、居住している市区町村(Kommune)に申請します。Familieretshusetではなく市役所が窓口になります。

ケース2:二人ともEU/EEA市民(スイス含む)

EU加盟国またはEEA加盟国(アイスランド・ノルウェー・リヒテンシュタイン)の市民同士、またはスイス国籍のカップルはFamilieretshusetに申請します。

ケース3:少なくとも一人がEU/EEA域外の国籍

二人のうち少なくとも一人が日本・アジア・アメリカなどEU/EEA域外の国籍を持つ場合も、Familieretshusetに申請します。

日本人とデンマーク人のカップルはほとんどがケース3に該当します。このガイドでは主にこのケースを中心に説明していきます。

私の実体験:日本人×デンマーク人カップルのリアルな申請記録

ここからは、私自身が実際に経験した申請の流れをご紹介します。私は日本人、パートナーはデンマーク人で、デンマークでの国際結婚を予定していました。さらに私には離婚歴があるため、書類の準備がやや複雑なケースでした。

日本での書類準備:市役所から霞が関へ

まず日本に一時帰国していたタイミングで、戸籍謄本と離婚受理証明書を市役所で取得しました。これが離婚歴のある方には必須の書類です。

次に、それらをデンマーク当局に提出するために英語翻訳が必要だと知り、認定翻訳会社に依頼しようとしました。そこで初めて「アポスティーユが必要」という事実が発覚。時間的な余裕がなかったため、郵送ではなく外務省(霞が関)に直接出向いてアポスティーユを申請・取得しました。

アポスティーユが付いた書類を翻訳会社に送り、アポスティーユの内容ごと英語翻訳してもらったものを最終的な提出書類として用意しました。

ポイント: 離婚歴がない方は戸籍謄本や独身証明書は不要で、パスポートの全ページスキャンだけで申請できるケースがほとんどです。書類準備がぐっとシンプルになります。

デンマークでオンライン申請を開始

デンマークに到着してから、二人でFamilieretshusetのウェブサイトにある「International Marriage」のページを確認し、オンライン申請を始めました。申請の流れとしては、まずデンマーク人のパートナーが先に入力を完了させると、自動的に私のメールアドレスあてに「あなたのパートを入力してください」というメールが届く仕組み(多分どちらでも大丈夫)になっています。

しかし、ここからがトラブルの始まりでした。

【要注意】メールが届かない問題と対処法

パートナーが入力を終えても、私のGmailには一向にメールが来ません。10年以上使っているアドレスで、他のサービスで問題になったことは一度もないのに、です。迷惑メールフォルダも全フォルダも確認しましたが、影も形もなし。

そこから平日のたびにFamilieretshusetへ電話をかけ続けました(電話番号:72 56 70 00)。「メールが届きません、アドレスも合っています」と繰り返し伝えましたが、電話対応のスタッフは個人の申請情報を直接参照・操作する権限がないため、電話をしても実際にアクションを起こしてもらうことはできませんでした。

電話のスタッフからは「e-box(Familieretshusetのメッセージシステム)でメッセージを送ってください」と案内されました。これが重要なポイントです。

同じ問題が起きたら:電話よりもe-boxでメッセージを送ることを優先してください。 電話では担当者が記録を残したり個別対応したりすることができませんが、e-boxへのメッセージは実際に担当チームが確認して対応してくれます。このメールが届かない問題は国際的に多く発生しているらしく、電話の受付担当者も「よくある問い合わせ」として認識していました。

約2週間後、Familieretshusetの担当者がメールの送信状況を確認したところ、私のメールに正しく送られていなかったことが判明。突然、私のGmailに申請完了のリンクが届きました。

申請フォームには「開始から14日以内に両者が完了しないとケースがクローズされる」というルールがありますが、私たちの場合はそのシステム上のトラブルゆえに、Familieretshusetの対応後に例外的に処理してもらいました。

フォーム完了から4営業日で許可が下りた

メールを受け取ったのは夕方でしたが、その日のうちに1時間半でフォームをすべて完了させました。書類の不備がなかったこともあり、その翌日から数えて4営業日目に婚姻許可(婚姻状態証明書)の承認メールが届きました

申請開始からトータルすると約3週間かかりました。公式には「5営業日」と書いてありますが、私たちのようにシステムトラブルが絡むと予定より大幅に長くなることも十分あり得ます。時間に余裕を持って申請を始めることを強くおすすめします。

証明書を受け取ったあと:コミューンへの連絡

婚姻状態証明書が発行されたら、居住しているコミューン(Kommune)または結婚式を挙げたいコミューンに連絡して、日時と場所の調整を行います。コミューンによって手続きの進め方が若干異なるため、早めにコンタクトしておくとスムーズです。

そしてひとつ非常に重要な点があります。婚姻状態証明書には4ヶ月の有効期限があります。証明書を受け取ってから4ヶ月以内に結婚式を挙げないと、証明書が失効してしまいます。かといって早く申請しすぎると、コミューンとの日程調整が間に合わなかったり、逆に余裕がなくなることも。スケジュールは余裕を持ちつつ、4ヶ月の期限を念頭に計画を立てることが大切です。

Familieretshusetへの申請:ステップバイステップ

コペンハーゲン

ステップ1:必要書類を集める

申請前に必要書類をそろえましょう。書類の不備があると審査が大幅に遅れる原因になります。

基本的に必要な書類(両者とも):

  • パスポート:全ページのコピー(白紙のページも含む)
  • 現在の居住資格を証明する書類(ビザ、居住許可証など)

離婚歴のない方へ: 婚姻歴がない場合は、パスポートの全ページスキャンがあれば基本的にそれだけで申請できます。戸籍謄本や独身証明書の提出は多くの場合不要です。

過去に結婚歴がある場合:追加で必要な書類

  • 戸籍謄本(日本の場合)
  • 離婚受理証明書(日本の場合、市役所で取得)
  • または配偶者の死亡証明書

これらにはアポスティーユ認証と認定翻訳者による翻訳が必要です(後述)。

日本人の場合の注意点:

日本はハーグ条約(アポスティーユ条約)の締約国ですので、日本の公的書類にはアポスティーユ認証を取得する必要があります。アポスティーユは外務省で取得できます。

また、すべての外国語書類は、デンマーク語・英語・ドイツ語のいずれかへの翻訳が必要です。翻訳は認定翻訳者(sworn translator)によるものでなければなりません。アポスティーユ情報は外務省のウェブサイトでも確認できます。

ステップ2:オンライン申請フォームへアクセス

Familieretshusetの婚姻申請はすべてオンラインで行います。窓口に直接行く必要はありません。

申請はこちらのページから行えます。

申請を開始すると、二人それぞれが別々にログインして申請フォームを完了させる必要があります。一人が申請を始めてから14日以内にもう一人も完了させないと、申請が自動的に閉じられてしまいます。この点はカップルで事前に日程を調整しておくことをおすすめします。

ステップ3:申請フォームに必要事項を記入・書類をアップロード

オンラインフォームでは以下を行います。

  • 個人情報の入力
  • 婚姻歴に関する情報の入力
  • 必要書類のアップロード(スキャンまたは写真)
  • 「真実宣誓書(Truth Declaration)」の提出

真実宣誓書(Truth Declaration)はFamilieretshusetのウェブサイトからダウンロードできます。これは自分が提出する情報がすべて真実であることを宣言する書類です。

また、EU/EEA域外の国籍を持つ方のパートナーがデンマーク市民またはノルディック市民の場合、「第11b条宣言(§11b Declaration)」も必要になる可能性があります。これはデンマークの外国人法に関わる家族再結合ルールへの同意書類です。

ステップ4:申請費用を支払う

申請フォームの中にオンライン決済ウィンドウがあります。費用は2,100デンマーク・クローネ(DKK)です。2026年6月現在のレートではおよそ5万2千円程度の金額です。

重要なのは、この費用は条件を満たしていなかった場合でも返金されないという点です。申請前に条件を確認しておくことが大切です。

外国の銀行口座からの支払いは、申請フォーム内の決済ウィンドウで完了できます。申請が承認できない場合でも返金はありませんので、ご注意ください。

ステップ5:審査を待つ

申請が受理されると、Familieretshusetが内容を審査します。

通常の処理期間:書類が完備している場合は5営業日以内

ただし、追加情報の提出を求められた場合は処理に時間がかかります。2026年現在、追加情報が必要なケースについては2026年3月受付分を処理中とのことです(申請が多い場合は時間がかかることがあります)。

書類に不備がない状態で申請するのが、最短で許可を得るための一番の近道です。

ステップ6:婚姻状態証明書を受け取る

審査が通ると、婚姻状態証明書(Certificate of Marital Status)が発行されます。これがいわゆるデンマークの「婚姻許可」です。

この証明書を持って、デンマーク国内の認定された場所(市役所、教会など)で正式に結婚式を挙げることができます。

重要:証明書には4ヶ月の有効期限があります。 発行から4ヶ月以内に結婚式を挙げないと証明書が失効し、再申請・再支払いが必要になります。証明書を受け取ったら、すぐに結婚式を挙げるコミューン(市区町村)に連絡して日時の調整を始めましょう。コミューンによって手続きの進め方が異なるため、住んでいるまたは式を挙げる予定のコミューンのウェブサイトを確認するか、直接連絡することをおすすめします。

書類の認証について(アポスティーユ・公証)

離婚歴がある日本人にとって少しハードルが高いのが書類の認証手続きです。ここを整理しておきましょう。

日本の書類の場合

日本はハーグ条約のアポスティーユ条約締約国です。したがって、日本の公的書類(戸籍謄本、独身証明書など)にはアポスティーユ認証が必要です。

アポスティーユの取得手順:

  1. 書類を発行してもらう(市区町村の役所など)
  2. 外務省にアポスティーユの申請をする(郵送または窓口申請)
  3. アポスティーユ付きの書類を入手
  4. アポスティーユの記載内容ごと、認定翻訳者に英語またはデンマーク語へ翻訳してもらう

時間的に余裕がない場合は、外務省の霞が関窓口への直接持ち込みが最速です。私自身も時間がなかったため霞が関に直接行き、その日のうちにアポスティーユを取得しました。郵送申請も可能ですが、往復の日数がかかる点を念頭に早めに動くことをおすすめします。

EU/EEA諸国の書類の場合

EU・EEA諸国(アルバニア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ジョージア、カザフスタン、キルギスタン、コソボ、ロシア、タジキスタン、ウクライナ、ウズベキスタンを除く)の書類は追加の公証なしで受け付けてもらえます。ただし翻訳は必要です。

上記の例外国からの書類はアポスティーユが必要です。

利用できるフォーム・書類一覧

Familieretshusetのウェブサイトでは、国際結婚に関連する以下の書類がダウンロードできます。

  • §11b条宣言(11b Declaration):デンマーク市民がEU/EEA域外の方と結婚する際に必要
  • 委任状(Power of Attorney):代理人による申請が必要な場合
  • 婚姻申告書(Declaration of Marriage):結婚の意思表示に関する書類
  • 真実宣誓書(Truth Declaration):提出情報が正確であることを宣言する書類

これらはFamilieretshusetの書類・申請フォームのページから入手できます。

2026年4月の新ルール:非EU市民の合法滞在証明

2026年4月10日から、シェンゲン圏に合法的に滞在していることを証明するための新しい書類提出ルールが適用されています。

EU/EEA域外の国籍を持つ方(日本人を含む)は、婚姻状態証明書の申請時に、シェンゲン圏内での合法的な滞在を証明する書類を新しい形式で提出する必要があります。

具体的に何が必要かはFamilieretshusetの専用ページで確認できます。

日本のパスポートで短期滞在(90日以内)をしている場合はビザなし訪問が可能ですが、90日を超えて滞在する予定がある場合は別途ビザや居住許可が必要です。

申請の注意点まとめ

スムーズに申請を進めるために、以下の点をあらかじめ確認しておきましょう。

申請前のチェックリスト:

  • 両者のパスポートが有効期限内であるか
  • 必要な書類(アポスティーユ付き)が揃っているか
  • 翻訳が認定翻訳者によるものであるか
  • 離婚歴・死別歴がある場合はその証明書があるか
  • シェンゲン圏での合法的滞在を証明できるか(非EU市民)
  • 申請開始から14日以内に二人とも完了できる日程であるか

やりがちなミス:

  • パスポートの表紙や白紙ページをスキャンし忘れる
  • 翻訳者が認定されているか確認しないまま提出してしまう
  • どちらか一人だけが先に申請して、もう一人が14日を過ぎてしまう
  • 過去に結婚歴があるのに書類を準備していない
  • パートナーからのメール通知が届かないのに気づかず待ち続けてしまう → e-boxで積極的に問い合わせを

トラブル発生時の対処法:メールが届かない場合

パートナーが申請を完了させたのに自分のもとにメールが届かないケースは、実は珍しくありません(私もGmailで経験しました)。この場合の対処法:

  1. まずすべてのフォルダ(迷惑メール・スパム含む)を確認する
  2. それでも届いていない場合は、電話よりもFamilieretshusetのe-boxにメッセージを送ることを優先する
  3. 電話は状況確認に役立ちますが、スタッフが直接アクションを取れる権限はありません

電話番号(72 56 70 00)へ問い合わせても「迷惑メールを確認してください」と言われるだけで終わることが多いため、e-boxでの書面メッセージが最も確実に担当者へ届きます。

Familieretshusetへの問い合わせ先

電話番号: 72 56 70 00

電話受付時間:

曜日受付時間
月曜日8:00〜14:30
火曜日8:00〜14:30
水曜日8:00〜12:00
木曜日休み
金曜日8:00〜13:30
土・日休み

すでに申請を提出済みで内容を確認したい場合は、申請ポータルにログインして状況を確認できます。

FAQ:よくある質問

コペンハーゲン街全体

Q1. デンマークで結婚するために、事前にデンマークに住んでいる必要がありますか?

いいえ、必ずしもデンマークに居住している必要はありません。ただし、結婚式当日にデンマーク国内に合法的に滞在できること(短期訪問ビザなど)が必要です。また、非EU市民の場合は2026年4月以降の新ルールに基づいて滞在資格を証明する書類が求められます。

Q2. 婚姻状態証明書の有効期限はありますか?

はい。発行から4ヶ月以内に結婚式を挙げる必要があります。4ヶ月を過ぎると証明書が失効し、再申請・再支払いが必要になります。証明書を受け取ったら、すぐにコミューン(Kommune)に連絡して結婚式の日程を押さえましょう。逆に早く申請しすぎてコミューンの予約が4ヶ月以内に間に合わないということがないよう、申請タイミングの計画も大切です。

Q3. 申請費用2,100 DKKは返金されますか?

いいえ、返金はされません。条件を満たしていなかった場合も、審査が通らなかった場合も返金は行われません。申請前に必ず条件を確認してください。

Q4. 申請はすべてオンラインでできますか?デンマークに行く必要はありますか?

申請自体はすべてオンラインで完了できます。書類のアップロード、費用の支払いもオンラインです。ただし、婚姻式はデンマーク国内で行う必要があります。

Q5. 審査が5営業日で終わらないこともありますか?

はい、書類に不備があったり、追加情報の提出を求められた場合は時間がかかります。2026年6月現在、追加情報が必要な案件については2026年3月受付分を処理中とのことです。書類を完璧に揃えて申請することが最短で進める方法です。

Q6. 日本人の独身証明書はどこで取れますか?

日本の独身証明書(「婚姻要件具備証明書」とも呼ばれます)は、現在の居住地の市区町村役所または日本の在外公館(大使館・領事館)で取得できます。アポスティーユも同時に申請するとスムーズです。

まとめ

「デンマークは国際結婚がしやすい国」としてヨーロッパ内でも有名で、自国で結婚の手続きが複雑なカップルがわざわざデンマークまで来て結婚するケースも珍しくありません。私自身もそれを知っていて「比較的簡単かな」と思っていたのですが、実際にやってみると思っていたよりスムーズにはいきませんでした。だからこそこの体験を記事にしました。

大きな流れをおさらいすると:

  1. 自分たちのケースを確認する(国籍・居住資格によって窓口が異なる)
  2. 必要書類を集める(離婚歴なし → パスポートのみでOK。離婚歴あり → 戸籍謄本・離婚受理証明書+アポスティーユ+翻訳)
  3. Familieretshusetのオンラインポータルで申請する(両者が14日以内に完了)
  4. 申請費用2,100 DKKを支払う
  5. 審査結果を待つ(書類完備なら通常5営業日。メールが届かない場合はe-boxで問い合わせを)
  6. 婚姻状態証明書を受け取る(有効期限4ヶ月に注意)
  7. コミューンに連絡して結婚式の日程を調整する

書類準備から証明書取得まで、私の場合はトラブルも含めて約3週間かかりました。さらにコミューンとの日程調整も必要なことを考えると、式の日程から逆算して最低でも2〜3ヶ月前には動き始めることを強くおすすめします。

同じように日本人×デンマーク人カップルでこれから申請を考えている方の役に少しでも立てれば嬉しいです。素敵な結婚が実現しますように。