
「フォルケホイスコーレって若い人ばかり?」
「30代で行ったら浮く?」
「年齢的に遅くない?」
フォルケホイスコーレに興味を持ったとき、多くの人が不安に感じるのが“年齢”です。
この記事では、フォルケホイスコーレの実際の年齢層、30代はどれくらいいるのか、そもそも40代・50代はいるのか、年齢差で感じやすいことを整理します。
結論から言うと、年齢層は学校によって大きく違います。
フォルケホイスコーレの主な年齢層
ボリュームゾーンは18〜23歳
多くの学校では、18歳〜23歳前後が中心になります。
特にデンマーク人学生は、高校卒業後のギャップイヤー、大学進学前の空き時間として参加することが多いため、若い世代が多い傾向があります。
最年少は17歳半から参加可能な学校もあります。
30代はどれくらいいる?
30代はいます。ただし、学校・セメスターによっては少数派になることもあります。
ある学校では数名、別の学校ではほとんどいない、というケースもあります。
つまり、「30代がいるかどうか」は学校とセメスターのタイミング次第です。
特にデンマーク人の方は学校がスタートする数日前にフォルケホイスコーレに行くことを決めたりする場合もあり、直前までどれくらいの人が参加するか分からない状況が続きます。
40代・50代はいる?
これはさらに学校によって差があります。
デンマークでは、アーリーリタイア後、国の補助制度を利用、奨学金を活用してフォルケホイスコーレに通う人もいます。
そのため、40代、50代、60代が在籍している学校もあります。
特に、成人向け・シニア層向けに人気のフォルケホイスコーレも存在します。
筆者が在籍していたフォルケホイスコーレではセメスターの途中から30-60代のデンマーク人生徒が増えたりしていたので、かなりセメスターの状況で変わってくるようです。
年齢差で感じやすいこと
若い世代との距離感
10代後半と30代では、10年以上の差があります。そのため、気を使われる、話しかけられにくい、いじられるといったことが起きる可能性はあります。
「北欧は年齢を気にしない」というイメージがありますが、実際はそこまで単純ではありません。
筆者も最初はアジア人の私は若く見られるし、自分から年齢を言わなければバレないかなと思っていましたが、年齢差は自然に意識されます。特に学校で学生同士や先生からの連絡がくるアプリが支給されそこに生年月日含めたフルネームが表示される為、年齢を隠すのは難しいと思います。
価値観の違い
若い学生同士のトラブルや感情のぶつかり合いを少し距離を置いて見ることもあるでしょう。
一方で、年齢が若くても思慮深い人、しっかりした考えを持つ人は多くいます。
年齢=成熟度とは限りません。
人種・年齢関係なく目の前にいる人間同士素敵な関係が築けるように寛大な心を持ちつつ伝えたいことはしっかり言葉にすることをすれば問題ないでしょう。
30代で浮く?
「浮くかどうか」は年齢だけでは決まりません。積極的にコミュニティに入るか、パーティーに参加するか、自分のスタンスをどう持つかで大きく変わります。
ただし、無理に18歳のように振る舞う必要はありません。
フォルケには、「こうしなければならない」というルールは基本的にありません。
一緒にいて心地の良い相手だけではなくせっかくのコミュニティなので積極的にいろんな人と話すようすることも大事です。
筆者は30歳のタイミングでフォルケホイスコーレに行きましたが、17歳のデンマーク人の子とかなり仲良くなり今でも連絡をとっています。
大事なのは“学校選び”
フォルケホイスコーレは一律ではありません。
- 若者中心の学校
- 国際色が強い学校
- シニア層も多い学校
- テーマ特化型の学校
など、特色は大きく異なります。
年齢が気になる場合は、在籍者の年齢層を事前に確認する、学校に問い合わせる、卒業生の体験談を読むことをおすすめします。
しかし、先ほども記した通りセメスターの応募状況によって大きく変わるため確実な情報を得ることは難しいと思います。
まとめ:年齢よりも大事なこと
フォルケホイスコーレは、17.5歳からシニア層まで参加できる教育機関です。
ただし、年齢構成は学校によって大きく異なります。若者中心の学校やシニア層が多い学校もある
だからこそ、自分に合った学校を選ぶことが重要です。
若者になりきる必要はありません。
自分が過ごしたい時間をどう過ごすか。それを基準に選べばいいのです。
きっと学校のパーティーで、お酒の飲み方を覚えていない10代がすごい飲み方をしているのを見る機会も多いと思いますが、暖かい目で見守りましょう。笑
デンマークでは法律で飲酒自体を禁止しておらず、16歳未満でも親の許可のもとで飲むことが一般的で、18歳からお酒の購入も可能です。(2026年現在)
フォルケは年齢で線を引く場所ではありません。
多様な世代が混ざるからこそ、対話が生まれる場所でもあります。
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