
ストックホルムは、美しい街並みと自然が共存する北欧の首都。
旧市街ガムラスタンの石畳の街並みや、世界最長とも言われる地下鉄アート、開放的なカフェ文化など、見どころがコンパクトに詰まっています。
この記事では、初めての方でも効率よく楽しめるストックホルムの観光スポットを厳選してご紹介します。
ストックホルムってどんな街?

スウェーデンの首都・ストックホルムは、メーラレン湖とバルト海を結ぶ水路に面した、14の島からなる水の都です。
その美しい景観から「北欧のベニス」とも呼ばれ、水辺と歴史的な街並みが調和した、ヨーロッパの中でも魅力的な都市のひとつです。
建築物もとても美しく、スタジオジブリ映画『魔女の宅急便』に登場する街の参考のひとつになったとも言われています(※特定の都市がモデルと明言されているわけではありません)。
また、ノーベル賞の授賞式が開催される都市としても有名です。近年では映画『ミッドサマー』の影響もあり、日本でもスウェーデンという国の知名度は高まってきているように感じます。
北欧というと「安全そう」というイメージを持つ方も多いと思いますが、ストックホルムも観光地である以上、最低限の防犯意識は必要です。スリなどのリスクはあるので、荷物の管理には注意してください。
ストックホルムへのアクセス(ANA直行便)
以前までストックホルムには日本からの直行便がなく、ヨーロッパや中東などでの乗り継ぎが必要でした。
現在は、ANA(全日本空輸)が羽田〜ストックホルム(アーランダ空港)間の直行便を運航しています。
2025年1月から週3便で運航されており、日本とスウェーデンを結ぶ唯一の直行便です。
所要時間は約14時間。ロシア上空を避けるルートのため少し長めではありますが、乗り換えなしで行けるのは大きなメリットです。
以前に比べて、ストックホルムはかなりアクセスしやすい都市になりました。
ストックホルム観光で行ってよかった場所
実際に訪れてよかったと感じたスポットを紹介します。
王道の観光地も含めて、「実体験に基づいた目線」でまとめています。
ストックホルムの地下鉄(世界一長い美術館)

ストックホルムの地下鉄は「世界一長い美術館」とも呼ばれていて、各駅ごとに異なるアートが施されています。
特に有名なのが、青を基調にした洞窟のようなデザインのストックホルムの地下鉄のブルー・レッド・グリーンの各線が交わる駅が「ティーセントラーレン駅」。こちらの青い北欧らしいアートは圧巻です。
私は地下鉄アートを目的に何駅も回ったわけではないのですが、それでもホームに降り立った瞬間の雰囲気や、エスカレーターから見える景色はとても印象的でした。
なので、わざわざ巡らなくても、移動のついでに楽しむだけでも十分価値があります。
時間がある方は、乗り放題チケットでいくつかの駅を回るのもおすすめです。
スカンセン(半日でもおすすめ)
スカンセン Djurgårdsslätten 49-51, 115 21 Stockholm, スウェーデンhttps://maps.app.goo.gl/JpATpmfPi4EjuqTL7
「ストックホルムでどこか一つだけ行くなら?」と聞かれたら、私はスカンセンをおすすめします。
本音では一日使ってもいいくらい広い施設ですが、観光の場合は半日で回るのが現実的です。
ただし、午前中だけでは足りないくらい見どころがあります。
野外博物館エリア(建築好きにおすすめ)
スウェーデンの伝統的な建物が集められているエリアで、古い家や教会などを見ることができます。
歩いているだけでも北欧の暮らしを感じられる場所です。
動物エリア
ヘラジカやトナカイなど、北欧ならではの動物を見ることができます。
園内ではリスや鳥などにも出会えることがあり、自然の豊かさも感じられます。
園内はかなり上り坂なので歩きやすい靴でいきましょう。
ベーカリー

園内にはカフェベーカリーやレストランがあります。ベーカリーのパンは本当に美味しくて建物の雰囲気も北欧らしく素敵な形です。

店内の雰囲気もとっても素敵な雰囲気なのでFIKAをするのにぴったりです。歩きすぎて疲れてしまった時には是非立ち寄ってみてください。
お土産を買うならここ

スカンセンはお土産の質も高く、個人的にかなりおすすめです!
ダーラナホース(ダーラヘスト・木の馬)やスウェーデン王室御用達の石鹸、北欧デザインの雑貨など、比較的「ちゃんとしたもの」を選びやすい印象があります。
スカンセンの中で見たお土産は市内で意外と見つけることが難しいので、良い質のものを正規価格で買えるのはここ!良いと思ったものは迷わず購入することをおすすめします。
ガムラスタン(旧市街)

Gamla stan スウェーデン ストックホルム ゼーデルマルム
https://maps.app.goo.gl/sTVYpXVTqP1Mjsuz6
ストックホルムの旧市街で、カラフルな建物と石畳の街並みが特徴です。私も初めてスウェーデンに行ったときはこの写真を撮ることを楽しみにしていた記憶があります。
王道観光地ですが、何度行っても美しい場所です。写真を撮りながら歩くだけでも楽しいエリアです。
石畳と坂で意外と疲れる
ガムラスタンは石畳と坂道が多く、歩き慣れていないと思った以上に足が疲れます。
歩きやすい靴は必須です。
モーテン・トローツィグ・グレン(Mårten Trotzigs Gränd)

ストックホルムの世界で一番細い小道(マーテン・トロッチグの路地)
https://maps.app.goo.gl/EDzMvLFNswgVUth8A
ガムラスタンで最も細い道は、幅約90cmも有名です。落書きが多く多くの人が通るのですが、この写真を撮ったときは誰もいないタイミングでした。
食事はかなり高い
カフェ利用なら問題ありませんが、ランチなどはかなり観光地価格です。初めて行った時にはガムラスタンの物価が高いことを知らず、のちにスウェーデン人の友達にその話と支払った費用を話したらびっくりしていました。
やはり食事をするなら別エリアがおすすめです。
Under Kastanjen(おすすめカフェ)
Under Kastanjen - Restaurang & Café
Brända tomten, 111 31 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/o37MkSqvLa3e7GXN9
スウェーデン語で「栗の下」、栗の木の前にあるカフェで、黄色い建物と木の雰囲気がとても素敵です。
映画やドラマのロケ地として使われることもあります。
Wi-Fiもレシートに書いてあり、店舗の地下にはお手洗いもあるので、かなりゆっくりできます。
昼はカフェ、夜はレストランになります。
クングストラーデン(王立公園)

桜で有名な公園で、春にはとても賑わいます。
ゴールデンウィーク頃に訪れた際は満開で、とても美しかったです。
桜の時期以外でも、花壇や噴水、ベンチが整備されていて、ゆったり過ごせる場所です。
ストックホルム市立図書館 2027年まで改装工事中(Stockholms stadsbibliotek)

ストックホルム市立図書館 Odengatan 53, 113 50 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/SJQn1WrR5fjunuPj9
円形の美しいデザインで知られる、ストックホルムを代表する図書館。
内部は本に囲まれた幻想的な空間で、建築好きにも人気のスポットです。
2027年まで改装工事中のようなので、現在の開館状況は事前に確認しておくのがおすすめです。
ストックホルムでおすすめのカフェ
Mr. Cake
MR CAKE Regeringsgatan 57, 111 56 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/TFQsHmV7QroHyTE16
地元の人にも人気のカフェで、混雑することも多いお店です。
ケーキは見た目も華やかですが、日本人には少し重く感じることもあります。
Vete-Katten
Vete-Katten Kungsgatan Kungsgatan 55, 111 22 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/7Xaa72BgbkWAtMch8
ストックホルムの定番カフェ。ケーキも飲み物も美味しく、地元の人にも人気があります。
プリンセストータは有名ですが、マジパンが苦手な方は他のケーキを選ぶのもおすすめです。
Socker Sucker
Socker Sucker Drottninggatan 93, 113 60 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/GNR1rgrfvxuUuEh18
アートのような美しいケーキが特徴のパティスリーです。
パンというよりも、見た目にも楽しめるスイーツがメインのお店です。
インスタグラムで雰囲気を見て、好みに合いそうであれば行ってみるのがおすすめです。
Fabrique
Fabrique Drottninggatan 102, 111 60 Stockholm, スウェーデン
https://maps.app.goo.gl/T3fx6z9qhHVUxPxZ9
パンが美味しいベーカリーで、軽く食べたい時におすすめです。
観光のコツと注意点
ストックホルムはコンパクトですが、石畳や坂道が多く、思った以上に歩く街です。
そのため、歩きやすい靴を選ぶ、事前にGoogleマップで位置を確認する、疲れたら無理せずカフェで休憩する。といった点を意識すると、より快適に観光できます。
また、観光地ではスリなどにも注意が必要です。北欧というイメージだけで油断せず、最低限の防犯意識は持っておくと安心です。
まとめ:ストックホルム観光はこんな人におすすめ

- 北欧らしい街並みを楽しみたい人
- 水辺の景色が好きな人
- カフェ巡りが好きな人
- 建築や文化に興味がある人
ストックホルムは、観光地を巡るというよりも「街を歩くこと自体が楽しい場所」です。
ゆったりとした空気の中で、景色を眺めながらカフェでフィーカ(FIKA)して、街並みを楽しみたい方にはとてもおすすめです。


