
デンマークの交通アプリはどれを使えばいい?在住目線での結論
デンマークの交通について調べると、Rejsekort、DSB、Rejseplanen、Rejsebilletなど、いろいろなアプリが出てきます。
最初は「結局どれを使えばいいの?」と迷う人が多いと思います。筆者も実際に思いました。
結論から言うと、デンマークに住みながら日常的に移動するなら、Rejsekort(ライセコート)を使うのが一番安くて便利です。
これはデンマーク版のPASMOやSuicaのような存在で、バス・電車・地下鉄すべてに利用できます。フォルケホイスコーレ滞在中も、私は基本的にこれを使っていました。
Rejsekortとは?デンマーク版PASMO・Suicaの仕組み

日本とデンマークの電車との大きな違いは、改札ゲートがないことです。
その代わりに、乗る前に手元のスマートフォンでチェックイン、降りたらチェックアウトという自己管理方式になっています。最初は少し緊張しますが、仕組み自体はとてもシンプルです。
アプリ版を使えば、スマホ画面でチェックイン・チェックアウトができ、クレジットカードと紐づけるだけで利用できます。日本の電話番号でも登録できるので、渡航前に設定しておくことも可能です。
2026年春頃には、これまで使われていた物理カードが終了予定とも案内されています。数年前にカードを作った方は、そのまま使えるとは限らないので注意してください。
今後はアプリ利用が中心になっていく流れです。
iOS: https://apps.apple.com/dk/app/rejsekort/id6469603787
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=dk.rejsekort.digitalrejsekort&hl=da
2026年5月に終了予定|Rejsekort 物理カード

物理的なRejsekortカードは2026年5月に終了予定。今後新たなカードが案内される予定。過去にカードを作っている方は注意が必要です。
2026年春スタート予定|新しい物理カードBasiskort

2026年春からスタートする。新しい物理カードBasiskortは、公共交通機関を利用する際に、物理カードでの利用を希望する方向けのカードです。
まずは、以下の方を対象に、個人用Basiskortを申し込むことができます。
・大人
・18歳以上の若者
・年金受給者(67歳以上または67歳未満)
・障がいのある方
なお、子ども向けのBasiskortは、2026年春頃に提供開始予定です。
詳しい最新情報はRejsekortのホームページをご確認ください
25歳以下は料金が安くなることがある
デンマークでは、若い人向けの料金設定が用意されていることがあります。
Rejsekortも年齢によって料金が変わるため、アプリ登録時に生年月日を正しく入力しておくだけで、安い料金が適用されることがあります。
特別な手続きは必要ありませんが、きちんと登録しておくことで損を防げます。
Rejseplanenは必ず入れておきたいアプリ

移動ルートを調べるなら、Rejseplanenはほぼ必須です。
日本だとナビタイムが近いサービスです。
出発地点と目的地の住所か駅を入力するだけで、電車・バス・メトロの最適ルートや所要時間、さらにどのアプリでチケットを買うべきかまで表示してくれます。
デンマーク滞在中、私はほぼ毎日このアプリを開いていました。乗り換えに不安がある人ほど、入れておくと安心です。
iOS: https://apps.apple.com/dk/app/rejseplanen/id317007942
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=de.hafas.android.rejseplanen&hl=da
アプリによって運賃が変わることもある
ここはあまり知られていないポイントですが、使うアプリによって運賃が変わることがあります。その違いがわかるのがRejseplanenです。
たとえば、DSBアプリでもチケットは購入できますが、日常的な移動をすべてDSBでまかなうと、Rejsekortより割高になるケースが多いです。
知らずに使い続けると、少しずつ差が出てきます。
日常生活はRejsekort、長距離移動はDSB、と使い分けるのが一番バランスがいいと感じています。
長距離移動はDSBの「Orange」チケットが安い

フォルケホイスコーレ滞在中、週末にコペンハーゲンへ出かける人も多いと思います。
そのときに知っておきたいのが、DSBの「Orange」チケットです。簡単に言うと早割チケットです。
たとえば、OdenseからKøbenhavn Hまでの通常片道料金は300クローネ台ですが、Orangeを使うと100クローネ台になることがあります。(25歳以下の方は100クローネ以下で買えます)
ただし、変更や払い戻しができないなど条件があるため、予定が確定しているときに購入するのが安心です。
何も考えずにRejsekortで長距離移動すると通常料金になるので、ここはうまく使い分けたいところです。
心配症の人はOrange Friという出発30分前までキャンセル可能なチケットを購入することをおすすめします。
iOS: https://apps.apple.com/dk/app/dsb/id1438634111
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=dk.dsb.nda.android
Rejsebilletで週末のお得なチケットを探す&観光客の方はこのアプリさえあれば大丈夫

このアプリでは、週末や特定期間にお得な乗り放題チケットが表示されることがあります。必ず毎回出るわけではありませんが、出かける前に一度チェックしてみると、思いがけず安く移動できることがあります。
Rejsebilletはデンマーク全土の乗車券と通勤カードが1つのアプリ。週末やイベント期間中には、「ゾーン1〜4を12時間乗り放題で30クローネ」といったスペシャルチケットが表示されることもあります。
必ず毎回あるとは限りませんが、たまにお得な乗り放題チケットが出ることもあるので、旅行の前や当日にアプリで確認してみるのがおすすめです。
デンマーク在住の方も知らないことが多く家からコペンハーゲン中心地への往復だけで元が取れたりするので要チェックです。
iOS: https://apps.apple.com/dk/app/rejsebillet/id1664432486
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=dk.rejsekort.rejsebillet&hl=da
観光客の方はRejsebilletをデンマークのPASMOとして使ってください
北欧のガイドブックなどでよく紹介されているDOT Ticketsは2025年12月16日にサービス終了しましたが、現在はRejsebilletアプリが案内されています。
1日で電車やバスに数回以上乗る予定がある日には、こうした乗り放題チケットを使ったほうが安くなる場合もあります。
私は家族や友人が観光でデンマークに来るときには、まずこのアプリを紹介して、お得なチケットがないか確認してもらうようにしています。
コペンハーゲン都市内から出ない予定の方
Rejseplanen(ナビタイム)で移動方法を調べてRejsebillet(PASMO)で乗り12時間、24時間、48
時間乗り放題チケットを購入し移動すれば悩むことはありません。
コペンハーゲンがある島以外に移動予定の方
追加でDSBアプリをダウンロードして長距離電車のチケットを購入しましょう。
デンマークの交通は仕組みを知っている人が得をする
デンマークの公共交通はとても便利です。
でも、日本のように自動で最安になるわけではありません。アプリの選び方やチケットの買い方によって、料金は変わります。
最初にRejsekortを設定して、長距離はDSBを確認し、週末はRejsebilletをチェックする。この流れを知っているだけで、滞在中の交通費はかなり変わります。
フォルケホイスコーレ留学やワーキングホリデーでデンマークに来る方には、ぜひ知っておいてほしいポイントです。


