デンマークのスーパー事情|おすすめスーパーと物価を現地生活から解説

デンマークのスーパー事情|おすすめスーパーと物価を現地生活から解説

デンマークで生活を始めて、最初に驚いたことの一つがスーパーの存在です。

日本でももちろんスーパーはたくさんありますが、デンマークには少し面白い特徴があります。それは、違う企業のスーパーが隣同士に並んでいることがよくあるという点です。

日本でもショッピングモールの中に複数のスーパーが入っていることはありますが、デンマークでは普通の街中で、建物として本当に隣同士にスーパーが建っていることがあります。最初は「なんでこんなに近くに同じようなお店があるんだろう?」と不思議に感じました。

生活していくと、日本と同じようにスーパーごとの特徴も見えてきます。
例えば日本だと「イオンは庶民的」「成城石井は少し高めだけど輸入食材が多い」といった違いがありますが、デンマークでもスーパーごとに価格帯や品揃えの特徴があります。

ちなみに私の日本の好きなスーパーはロピアです。

ここでは、実際にデンマークで生活して感じたスーパー事情について紹介していきます。

Netto(ネットー)

netto.dkのサイトのスクリーンショット

まず一番よく見かけるのが Netto(ネットー) というスーパーです。

黄色い看板に、犬が買い物かごを持っているロゴが目印のスーパーで、デンマーク発祥のディスカウントショップチェーンです。街を歩いているとかなりの確率で見かけるスーパーなので、旅行で来た人でも目にしたことがあるかもしれません。

価格帯は比較的安く、どちらかというと庶民的なスーパーという印象があります。品揃えも日常生活に必要なものは基本的に揃っています。

ただし、店舗によっては管理があまり行き届いていないように感じることもあり、売り場が少し雑然としていることもあります。

Nettoで面白いのは、時々海外の商品が大量に入荷されることがある点です。何度かキューピーマヨネーズが売っていることも見たことがあります。

そして、それが売れ残ると急に割引価格になることがあります。

例えば以前、韓国の「プルダックポックンミョン」という辛いインスタント麺が売られていたことがありました。最初は少し高めの価格だったのですが、ある日突然かなり安くなっていて、日本で買えるような価格で売られていました。

なので、Nettoに行ったときは割引コーナーをチェックしてみると、意外な掘り出し物が見つかることもあります。

Rema 1000(レマトゥーセン)

次によく見かけるのが Rema 1000(レマトゥーセン) です。

個人的にはレマセンと呼んでいます笑

これはノルウェー発祥のスーパーで、デンマークでもかなり店舗数が多いチェーンです。個人的な印象ですが、安さを重視するならこのスーパーが一番安いのではないかと感じています。

Rema 1000はプライベートブランドの商品がとても多く、ビニール袋やお米など、日常的に使うものが全体的に安い印象です。

ただし、コペンハーゲン中心部などにある店舗だと、店内が少し雑然としていることもあります。それでも生活に必要なものを安く買うという意味では、とても便利なスーパーです。

Føtex(フォテックス)

Føtex(フォテックス)のホームページのスクリーンショット

次に紹介するのが Føtex(フォテックス) です。

フォテックスはデンマークの大手小売グループ「Salling Group」が運営しているスーパーで、比較的大きな店舗が多く、商品数もかなり豊富です。食料品、金物、電子機器、衣料品、文房具、玩具などを取り扱っています。

Føtexはデンマークの小売企業 Salling Group が運営しているスーパーマーケットです。
Salling Groupはもともと「Dansk Supermarked Group」という名前でしたが、2018年に現在の社名へ変更されています。

都市部には Føtex Food や Føtex City といった小型店舗もあり、コンビニのような感覚で利用できる店舗もあります。

他のスーパーと比べると、アジア系の食品が比較的多い印象があります。日本の食材に特化しているわけではありませんが、アジア食品コーナーがある店舗もあり、日本食を作るときに役立つことがあります。

個人的にFøtexに行く理由はスパムを買うためです!スパムが好きすぎてデンマークで売っていることを知らず、旅行先のロンドンからスパムを買って帰国するレベルだったのですが、Føtexにありました。

もしデンマーク在住の方でスパムおにぎり食べたい方はFøtexに行ってください!

Lidl(リドル)

Lidl(リドル) はドイツ発祥のスーパーで、ヨーロッパ各国に展開しているディスカウント系スーパーです。

価格が安いことで知られていますが、実際に利用してみると、すべての商品が安いわけではありません。セールになっている商品はかなり安いのですが、通常価格の商品はNettoやRema 1000より高いこともあります。

そのため、メインのスーパーというよりは、セール商品をチェックするために時々行くスーパーという感覚で利用しています。

Lidl Plusというアプリをダウンロードするとセール品などが表示されているので近くに店舗があってよく買い物をするのであればダウンロードしても良いかもしれません。

MENY(メニュー)

少し高級なスーパーとして知られているのが MENY(メニュー) です。

価格は全体的に少し高めですが、その分、品揃えや商品の質が良く、店員さんの接客も他のスーパーより丁寧に感じることが多いです

MENYではアジア食品の取り扱いも比較的多く、近所の店舗では日本のビール(アサヒなど)やキューピーマヨネーズが常時売られているので必要な時は結構行きます。

さらに、MENYの面白いところはセールコーナーです。店の入口付近や店舗の目立つ場所に「特価商品」のようなエリアがあり、そこでは意外と激安の商品が見つかることもあります。

場合によっては、ディスカウント系スーパーより安い価格でお菓子などが買えることもあります。

また、店舗によっては試食や試飲イベントをしていることもあり、特にクリスマスシーズンには店内の何ヶ所かで試食をしている光景も見かけました。

Irma(イヤマ)は現在どうなった?

イヤマのトートバッグ(ブラック)

デンマークのスーパーの中で、日本でも有名だったのが Irma(イヤマ) です。イヤマちゃんのトートバッグが日本でも人気になりました。

しかしIrmaはコロナ禍の影響などもあり、2023年に全店舗が閉店しました。

ただしブランド自体がなくなったわけではなく、現在はデンマークの小売グループ Coop がブランドを引き継いでいます。

デンマークでイヤマちゃんグッズを探すには?

Coop系列のスーパーでは、イヤマちゃんのトートバッグやクッキー缶などのグッズを見かけることがあります。

Coopグループには

  • Coop
  • Coop 365
  • Brugsen(Brugsen / SuperBrugsen)

などのスーパーがあります。私の感覚ですが、Brugsenの店舗では、イヤマちゃんのトートバッグやクッキー缶などを見かけることがあります。

旅行中にIrmaグッズを探している人は、これらのスーパーをチェックしてみると見つかるかもしれません。

イヤマちゃんのグッズが欲しい方は下記の記事を参考にして下さい。GoogleマップのURLも記載しています。

デンマークのスーパーで驚いたこと

デンマークのスーパーはセルフレジが多いのですが、個人的にはあまり使っていません。というのも、途中でエラーが出てレジが止まることが意外と多いからです。

そのため、少量の買い物でも普通のレジに並ぶことが多いです。デンマークでは店員さんと話す機会もあまり多くないので、「レシートいらないです」と言うだけでもちょっとした会話の機会になります。

また、日本と違う点として、祝日はスーパーが閉まることが多く、日曜日も午前中だけ営業している店舗があるため、買い物のタイミングには注意が必要です。

袋は有料なので、基本的にはエコバッグを持参する人が多いです。エコバッグを使わず、手で抱えて持って帰る人もよく見かけます。

支払いはカードが主流で、現金を使っている人はあまり見かけません。

コンビニはある?実はセブンイレブンだらけ

デンマークにはコンビニが少ないと思われがちですが、実際には市内はセブンイレブンがかなり多いです。

コペンハーゲンの空港を利用したことがある方は皆思うと思うのですが、到着した時点からセブンイレブンが沢山あり驚くと思います。街中にもかなりの数があります。

ただし日本のコンビニと比べると価格はかなり高いため、日常の買い物はスーパーで済ませる人が多いと思います。

ただ移動直前で購入するにはとても便利だと思います。

デンマークのスーパーの物価

デンマークは税金が高い国なので、全体的に物価は高いと感じることが多いです。ただし、すべての商品が常に高いわけではありません。

例えばデンマークのスーパーで売られているバター250gは、通常価格だと30DKK(約720円)くらいすることがあります。日本のスーパーではバターは200gが一般的なので、少し量は多いですが、それでもやはり割高に感じる人も多いと思います。

ただ、デンマークのスーパーはセールが頻繁に行われていて、タイミングが良いと15DKK(約360円)くらいまで値段が下がることもあります。

さらにクリスマスシーズンになると価格が一気に下がることもあり、私が見たときは10DKK(約240円)まで値下げされていました。

そのため、デンマークではこうしたセールのタイミングを見て、バターなどのよく使う食材をまとめ買いして冷凍しておくという人も多いです。

また、値引き商品も多く、割引シールが貼られている商品はかなり安くなっていることがあります。

一方で、日本と違うと感じるのは食品の状態です。野菜や肉がまだ期限内でも傷んでいることがあるため、購入前に状態を確認することが大切です。

まとめ:スーパーの特徴を知るとデンマーク生活が楽になる

デンマークにはさまざまなスーパーがあり、それぞれ価格帯や品揃えに特徴があります。NettoやRema 1000のように日常の買い物に便利なスーパーもあれば、MENYのように少し高級で商品数が多いスーパーもあります。

また、デンマークではスーパーのセールが頻繁に行われるため、安いタイミングを見つけてまとめ買いをするなど、買い物の仕方にも工夫ができます。

最初は物価が高く感じることも多いですが、スーパーごとの特徴を理解して使い分けることで、生活はかなりしやすくなります。

これからデンマークに住む人や旅行で訪れる人も、ぜひスーパーを覗いてみてください。現地の生活が少し見えてくる面白い場所だと思います。