
グリーンランドにポストカードって届くの?
海外にポストカードを送ったことがある人は多いと思いますが、「グリーンランド」となると話が変わってきます。
グリーンランドはデンマーク王国の自治領で、世界最大の島です。人口は約5万6千人。ヌークなどの都市もありますが、多くの集落は非常に小規模で、インフラも本土とは大きく異なります。
「そんな場所にポストカードって本当に届くの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
私自身、グリーンランドに友人がいて、実際にポストカードを送ってみました。しかも、デンマークの友人への郵便と同じタイミングで送ったので、到着日数をそのまま比較することができました。
この記事では、その実体験をもとに、日本からグリーンランドへポストカードを送った結果と、デンマークとの比較をまとめています。
ポストカードを送ろうと思った理由は「とにかく安い」

まず、そもそもなぜポストカードを送ろうと思ったかというと、理由はシンプルで「送料が安いから」です。
日本から海外にポストカードを送る場合、世界中どこでも航空便で100円で送ることができます。
EMSで荷物を送れば数千円かかることを考えると、この価格は驚くほど安いです。グリーンランドのような遠い場所でも、料金は変わりません。
今回は、渋谷のLOFTで購入した和柄のポストカードを選びました。日本らしいデザインで、海外の友人へのプレゼントとしてもちょうどいいと思いました。
実際に送ってみた|デンマークとグリーンランドの到着日数を比較
同じタイミングで2枚送りました
今回、デンマークの友人とグリーンランドの友人に、ほぼ同じタイミングでポストカードを送りました。
| 送り先 | 送った日 | 到着日 | 日数 |
|---|---|---|---|
| デンマーク(コペンハーゲン近郊) | 2026年4月6日 | 2026年4月20日 | 14日 |
| グリーンランド(Qasigiannguit) | 2026年4月9日 | 2026年4月25日 | 16日 |
グリーンランドへの送り先は、Qasigiannguit(カシギアンギット)という西グリーンランドにある小さな町です。人口は1,000人ほどで、グリーンランドで2番目に古い街と言われています。
ここで注目したいのが、グリーンランドの首都ヌークではなく、田舎エリアというところに注目です。
ヘリコプターでしか来られない時期に送った
Qasigiannguitは、夏の間は周辺との公共交通手段がありますが、冬から春にかけては雪が非常に多く、近くの都市からヘリコプターで移動するのが唯一の交通手段になるそうです。
ポストカードを送ったのは、ちょうどそのヘリコプター移動の時期でした。友人からも「今はヘリコプターで移動する時期だよ」と聞いていたので、正直「これは2ヶ月くらいかかるかもしれない」と思いながら送りました。友人にもそう伝えた上で投函しました。
結果:わずか2日差で届いた
デンマークが14日、グリーンランドが16日。その差はわずか2日です。
ヘリコプターが唯一の交通手段の時期に送ったにもかかわらず、16日で届いたのは、私も友人も本当に驚きました。きっとポストカードも途中でヘリコプターに乗ったのではないかと思っています。
ポストカードの到着日数はタイミングによって大きく変わる
同じ住所でも2ヶ月かかったことがある
ただし、今回の結果だけで「グリーンランドへは2週間で届く」と言い切ることはできません。
実は、以前デンマークの同じ友人に送ったポストカードは、約2ヶ月かかって届いたことがありました。
| 送り先 | 送った日 | 到着日 | 日数 |
|---|---|---|---|
| デンマーク(コペンハーゲン近郊) | 2026年1月16日 | 2026年3月12日 | 約2ヶ月 |
| デンマーク(同じ住所) | 2026年4月6日 | 2026年4月20日 | 14日 |
| グリーンランド(Qasigiannguit) | 2026年4月9日 | 2026年4月25日 | 16日 |
同じ住所に送っても、1月に送ったものは2ヶ月かかり、4月に送ったものは2週間で届いた。この差は、時期や航空便の状況によるものだと思われます。
デンマークへポストカードを送った際の記事は下記からご覧ください。
国際郵便はタイミング次第
この経験からわかったのは、国際ポストカードの到着日数は、送り先の国よりも「送ったタイミング」に大きく左右されるということです。
「グリーンランドだから遅い」「デンマークだから早い」というわけではなく、同じ国・同じ住所でも、2週間で届くこともあれば2ヶ月かかることもある。これが国際郵便のリアルだと感じています。
ポストカードの送り方と宛名の書き方

送り方自体はとてもシンプルで、ポストカードに宛名を書いて切手を貼り、ポストに投函するだけです。
海外に送る場合、宛名の書き方にはルールがあります。
- 左上:差出人(自分)の名前と住所を英語表記で記載します。住所は英語の順番(番地・町名・市区町村・都道府県・郵便番号・JAPAN)で書きます。
- 右下:受取人の名前、アパート名や部屋番号、ストリート名と番地、都市名、郵便番号、国名の順で書きます。
- 宛先は英語または現地の言語で書く必要があります。
- カードのどこかに「AIR MAIL」と記載することも忘れずに。
- グリーティングカードの場合は、黒または青のペンで「Greeting Card」と記入するか、郵便局窓口でその旨を伝えましょう。
グリーンランドの場合、宛名の国名は「GREENLAND」と書けば問題ありません。
実際に届いたポストカードの状態
デンマークに届いたポストカードには、Nordpost(デンマークの郵便事業者)の情報管理用シールが表面に貼られている時とそうでない時がありました。
絵柄の一部がシールで隠れてしまっていたので、せっかく選んだデザインが見えにくくなってしまったのは少し残念でした。貼る位置はランダムのようで、デザインにかぶってしまうこともあります。
グリーンランドに届いたポストカードの状態はシールが貼られていませんでした。
大切なデザインのポストカードを送る場合は、この点をあらかじめ知っておくと良いかもしれません。
日本から送るのは安い、でも現地から送るのは高い
今回改めて感じたのは、日本から送るポストカードのコストパフォーマンスの良さです。
100円でグリーンランドまで届くというのは、冷静に考えてもかなり安いと思います。
一方で、デンマークから日本にポストカードを送ろうとすると、1,000円以上かかることもあります。スウェーデンからは600円程度、ポルトガルからも同様の価格帯でした。
日本にいるタイミングでポストカードを送るのは、コスト面でも非常に合理的な選択です。
まとめ|グリーンランドへのポストカードは意外と届く
今回の実験で分かったことをまとめます。
- 日本からグリーンランドへのポストカードは100円で送れる
- Qasigiannguit(小さな町)への到着日数は16日だった
- デンマーク(14日)との差はわずか2日
- ただし、到着日数はタイミングによって大きく変わる(2週間〜2ヶ月)
- 「遠い場所だから遅い」とは限らない
グリーンランドというと、なんとなく郵便が届きにくそうなイメージがあるかもしれません。でも実際には、日本からデンマークに送るのとほぼ変わらない日数で届きました。
急ぎでなければ、グリーンランドの友人にポストカードを送ってみるのはとても良い選択肢だと思います。手書きのメッセージが届く体験は、デジタルにはない良さがあります。


