
コペンハーゲンを拠点に活動するファッションデザイナー、セシリー・バンセン。北欧ミニマリズムとクチュールのクラフトマンシップを融合させたそのデザインは、世界中のファッション愛好家から熱い支持を集めています。そのセシリー バンセンが、2026年春夏シーズン、ついにユニクロと初のコラボレーションを実現しました。コレクションのテーマは “Shapes of Poetry”(詩の形)。5月22日(金)より発売予定のこのコレクションは、北欧ファッションの持つロマンティックな世界観を、ユニクロならではのクオリティと手の届く価格で日常に提案するものです。
北欧カルチャーに関心を持つ方なら、このコラボレーションはきっと見逃せない一本。今回はその全貌をご紹介します。
セシリー バンセンとはどんなブランドか
コペンハーゲン生まれのラグジュアリーブランド
セシリー バンセンは、2015年にデンマークの首都コペンハーゲンで設立されたラグジュアリーファッションブランドです。創設者であるセシリー・バンセン氏は、エアリーでモダンなシルエット、繊細なフラワーモチーフやフリル、独特のボリュームスリーブを取り入れたデザインで知られており、「着るアート」とも評される服づくりをしています。
北欧らしいミニマリズムの美学を根底に持ちながらも、クチュール的な手仕事の温かみを宿すそのスタイルは、世界125以上の名だたるリテーラーで展開されるまでに成長。グローバルなラグジュアリーファッション市場において、モダン・ラグジュアリーを牽引するブランドとしての確固たる地位を築いています。
世界から評価される才能
セシリー・バンセン氏の才能は、業界内外で高く評価されてきました。2023年にはファッション業界で最も影響力のある人物を選出する「BoF 500」に名を連ねています。また、世界最高峰のファッションコンテストのひとつであるLVMHプライズへのノミネート、マガザン・デュ・ノール・ファッション・プライズの受賞など、数々の栄誉を手にしてきました。
デンマークをはじめとする北欧のファッションシーンは、過去10年で著しい躍進を遂げました。セシリー バンセンはその象徴的な存在のひとつといっても過言ではありません。シンプルさの中に詩的な美しさを宿す北欧の感性が、世界の人々の心を動かしている——そのことを最も雄弁に語るブランドのひとつです。
7年越しのご縁が生んだコラボレーション
出会いはコペンハーゲンで
このコラボレーションには、ちょっとロマンティックな背景があります。ユニクロのR&D統括責任者を務める勝田幸宏氏は、2019年にコペンハーゲンでユニクロのデンマーク1号店をオープンした際、セシリー・バンセン氏と偶然お会いする機会があったといいます。
「彼女のものづくりへの姿勢に惹かれ、”いつか一緒に何かできたら”と思ったものです。このたび7年越しのご縁が実を結び、今回のコラボレーションを実現することができました」と、勝田氏はコメントしています。
ユニクロがデンマークに進出した年に芽生えた縁が、7年という時間をかけてこのコレクションへと結実した。そんなストーリーを知るだけで、このコレクションへの親しみが増してくるのではないでしょうか。
セシリー・バンセン氏の言葉
セシリー・バンセン氏自身も、このコラボレーションへの思いをこう語っています。
「ユニクロと初めてコラボレーションできることを、とてもうれしく思っています。私はこれまで、毎日の暮らしで自然に身に着けられ、長く大切にしていただける服づくりを大切にしてきました。それはまさに、ユニクロのLifeWearの考え方とも深く通じるものです。このコレクションを通して、その想いを世界中の女性や女の子たちと分かち合えることを、心から楽しみにしています」
「毎日の暮らしで自然に身に着けられる服」というフィロソフィーは、ユニクロが掲げるLifeWearの思想とまさに共鳴するもの。ハイエンドなラグジュアリーブランドのデザイナーが「日常着」に本気でアプローチしたとき、どんな服が生まれるのか、そこにこのコラボレーションの最大の見どころがあると言えます。
Shapes of Poetry|コレクションの世界観
詩的なフェミニニティを日常に
コレクション全体のテーマである”Shapes of Poetry”(詩の形)という言葉には、セシリー バンセンらしい詩情が凝縮されています。服は着る人の体の動きとともに生きる。そうした美学が、このコレクションの随所に宿っています。
アイコニックなフラワーモチーフ、繊細なフリル、シャーリング、ボリュームスリーブ。セシリー バンセンのDNAともいえるデザインディテールは、ユニクロの技術と素材へのこだわりによって、毎日着られる形に落とし込まれています。シルクのような光沢感や、伸縮性のある素材の採用など、見た目の美しさと着心地の良さを両立させた点も注目です。
ドレスからカットソーまで、バラエティ豊かなラインナップ

ウィメンズは全8アイテム。カットソーが1,990円〜2,990円、スカートが4,990円、ドレスが3,990円〜5,990円というラインナップです。単品づかいでも、セットアップとしても楽しめるアイテムが揃っており、コーディネートの幅が広いのも魅力です。
今回はノースリーブワンピースのみ一部店舗販売ということで、多くの地域で手に取りやすいコラボです!
ラグジュアリーブランドのデザインが数千円台で手に入るという事実は、北欧ファッションに関心を持つ多くの方にとって、大きな喜びではないでしょうか。
ブランド初のガールズラインに注目
大人と子どもが一緒に楽しめる
このコラボレーションで特に注目したいのが、セシリー バンセンにとってブランド初となるガールズラインの展開です。以前から子ども服にも興味を持っていたというセシリー・バンセン氏が、今回初めて手がけました。
ガールズラインには、ドレス(2,990円〜3,990円)、カットソー(1,290円〜1,500円)、スコート(2,490円)の5アイテムが揃います。かわいらしいデザインながらも、ウエスト調節ができ、両サイドにポケットも備えるなど、子どもが実際に着て動くことへの配慮も充実しています。
大人のウィメンズラインとペアリングスタイルが楽しめる点も、このガールズラインの大きな魅力。親子でお揃いのセシリー バンセンスタイルを楽しめるというのは、北欧ファッションファンにとってたまらない提案ではないでしょうか。
北欧的な”シスターフッド”の精神
キャンペーンビジュアルは、コペンハーゲンを拠点に活動するフォトグラファーのLouise & Maria Thornfeldt(ルイーズ&マリア・ソーンフェルト)が手がけています。セシリー・バンセン氏は「彼女たちはセシリー バンセンの核にある”シスターフッド”を自然体で体現してくれた」とコメント。
シスターフッドという言葉に象徴される、女性同士の連帯や支え合いの精神——これもまた北欧社会が大切にしてきた価値観です。ファッションを通じてその思想を体現しようとするセシリー バンセンのアプローチは、単なるデザインを超えたメッセージを持っています。
購入ガイド:発売日・取扱店舗・先行予約
発売スケジュール
- 通常発売日: 2026年5月22日(金)
- 販売店舗: 全79店舗(フルラインナップ)+ユニクロオンラインストア ※一部商品は国内全店舗で展開
オンライン先行予約販売
発売日より前に、オンラインストアでの先行予約販売が実施されます。
- 先行予約期間: 5月8日(金)8:15 〜 5月14日(木)
- 配送予定時期: 5月18日(月)〜 5月22日(金)の期間で順次お届け
なお、先行予約販売の予定数が上限に達した時点で終了となります。人気のコレクションですので、気になる方は予約販売期間を逃さないようにしましょう。先行予約販売で完売した商品も、5月22日の通常販売時に店舗・オンラインサイトで再び購入できるので、安心してください。
オフィシャルサイト
コレクションの詳細や最新情報は、下記のオフィシャルサイトでご確認いただけます。 https://www.uniqlo.com/jp/ja/women/special-collaboration/uniqlo-and-cecilie-bahnsen
まとめ:北欧ファッションが日常に溶け込む瞬間
UNIQLO and Cecilie Bahnsen 2026年春夏コレクションは、コペンハーゲン発のデザインが持つ詩的な美しさと、ユニクロが追求してきた日常着としての機能性・着心地が交わった、特別なコレクションです。
北欧のファッションシーンを長く見てきた方なら、セシリー バンセンというブランドが持つ世界観の独自性はよくご存じのはず。そのエッセンスが、ユニクロという世界的なプラットフォームを通じて、より多くの人の手に届くようになる。それはとても嬉しいことだと感じます。
大人のウィメンズラインだけでなく、ブランド初のガールズラインが揃うことで、世代を超えて北欧スタイルを楽しめるのも今回の大きな見どころ。5月22日の発売日に向けて、ぜひオフィシャルサイトで最新情報をチェックしてみてください。


