フォルケホイスコーレの卒業日はどんな日?寮退去・大掃除・最後の過ごし方のリアル

フォルケホイスコーレの卒業日はどんな日?寮退去・大掃除・最後の過ごし方のリアル

デンマークのフォルケホイスコーレに通うことを考えている人にとって、学校生活の様子は気になるポイントの一つではないでしょうか。授業内容や学生同士の交流についてはよく紹介されていますが、実はあまり知られていないのが「卒業日の文化」です。

フォルケホイスコーレでは、学期の最終日に学生が一斉に寮を退去することになります。そしてその前には、驚くほど徹底した部屋の掃除が行われます。

日本の学生寮の退去とは少し違い、学校によっては先生が部屋を細かくチェックし、掃除が不十分だとやり直しになることもあります。私がフォルケホイスコーレに通っていたときも、この「最後の掃除」がとても印象的な出来事でした。

しかし、実際に経験してみて感じたのは、卒業日は掃除だけではなく「とても慌ただしい一日」だということです。多くの学生が同じタイミングで荷造りや退去の準備をするため、想像以上にバタバタします。

この記事では、フォルケホイスコーレの卒業日にどんなことが起きるのか、実際に体験したリアルな様子を紹介します。

フォルケホイスコーレの最終日は基本的に全員同じ日に退去

フォルケホイスコーレでは、学期が終わると学生は寮の部屋を出る必要があります。多くの学校では最終日に全員が退去するスケジュールになっており、その日に向けて準備を進めることになります。

つまり、卒業日が近づくにつれて、学生たちは次の生活の準備をしながら部屋の片付けも進めていきます。

ただし実際には、卒業日よりも前に学校を出てしまう人も少なくありません。フライトの都合や次の予定によって、前日-数日前に出発する人もいます

私のセメスターではグリーンランド出身のメンバーの多くがクリスマスまでに帰宅するのに数日かかるので早く帰ると学校を早く出発していました。帰宅するのにヘリコプターを利用するのが唯一の公共交通手段と聞いたときは驚きでした。

そのため、最後の日に全員がそろうとは限らず、気がついたら「もう帰ってしまっていた」ということもあります。

感謝を伝えるなら早めに準備しておくのがおすすめ

デンマークの国旗

卒業日が近づくと、学生たちは荷造りや掃除でとても忙しくなります。さらに、多くの人が同じ日に退去するため、寮全体がかなり慌ただしい雰囲気になります。

そのため、仲の良かった友達やお世話になった人に感謝を伝えたいと思っていても、当日にゆっくり話す時間を取るのが難しいこともあります。

私自身が感じたのは、「感謝を伝えたい人には早めに準備しておくことが大事」ということでした。

フォルケホイスコーレでは、友達同士で手紙を書いて渡す文化もよく見られます。卒業直前は本当にバタバタするので、事前に手紙を書いて渡しておくと安心です。

また、一緒に時間を過ごしたい人がいる場合も、卒業直前ではなく少し前から時間を作っておくと良いと思います

日本にまだいる方はレターセットやカードなどは日本で買ってくることもおすすめです。デンマークでも買えますが、種類の豊富さや価格は圧倒的に日本が良いです!

想像以上に厳しい部屋チェック

フォルケホイスコーレの最終日に向けて、多くの学生が時間をかけて行うのが部屋の掃除です。

学校によってルールは異なりますが、先生やスタッフが部屋を確認しに来る場合があります。そして、そのチェックが想像以上に細かいこともあります。

例えば、クローゼットの中のほこりまで確認されることもあります。表面的にきれいにしているだけでは足りず、細かい部分までしっかり掃除をしておかないと「もう一度掃除してください」と言われてしまうこともあります。

もちろん、学校によってはそこまで厳しくないところもあります。比較的ゆるいチェックの学校もあれば、かなり細かく確認される学校もあるようです。

ただ、いずれにしても「次に使う人のためにきれいにしておく」という考え方はとても大切にされています。

学校によっては延泊できる場合もある

フォルケホイスコーレでは基本的に最終日に退去する必要がありますが、学校によっては例外的に延泊が認められるケースもあるようです。

例えば、年末に卒業するコースの場合、クリスマス直前に退去日が設定されていることがあります。そのタイミングだとフライトが高かったり、クリスマスを過ごす場所がなかったりする学生もいます。

実際に友人から聞いた話では、学校に相談して年明けまで寮に泊まらせてもらえたケースもあったそうです。

ただし、これはすべての学校で認められているわけではありません。私自身が通っていた学校では、基本的に早く入ることも遅く出ることもできないルールでした。

その理由の一つが、フォルケホイスコーレの多くが次のプログラムをすぐに開始するからです。

卒業後すぐにサマーコースが始まることも

フォルケホイスコーレでは、春のセメスターが終わるとすぐに別のコースが始まることがあります。

特に多いのが、短期間のサマーコースです。夏休みの期間に、まったく別の団体が学校を利用することがあります。

そのため、卒業した学生が寮に残ることはできず、決められた日に退去する必要があることがほとんどです。

このような事情もあり、多くのフォルケホイスコーレでは「最終日に完全退去」というルールになっていることが多いようです。

卒業後の荷物の扱いに悩む人も多い

フォルケホイスコーレを卒業したあと、多くの学生が悩むのが荷物の問題です。

特に日本に帰国する場合、デンマークから荷物を発送するのはかなり高額になることがあります。

私の友人の中には、ドイツを経由して帰国し、ドイツから荷物を日本に発送した人もいました。デンマークから送るよりも、ドイツから発送する方が安かったそうです。

このように、帰国のルートによっては発送費用を抑えられる場合もあるようです。

購入している航空会社によって違うと思いますが、意外と飛行機の預入荷物を増やしてスーツケースではなくボストンバックやダンボールなどで荷物を一緒に持って帰ることもできるので金額によって検討するのが良いと思います。

スーツケースを預けてヨーロッパ旅行をする人も多い

スーツケース

フォルケホイスコーレを卒業したあと、すぐに帰国する人ばかりではありません。

多くの学生が、卒業後にヨーロッパを旅行することもあります。

その場合、大きなスーツケースを持って旅行するのは大変なので、友人の家に荷物を預ける人もよくいます。

例えば、すでにアパートを見つけている友人の家にスーツケースを置かせてもらい、自分はバックパックだけでヨーロッパを旅行するという方法です。そして旅行を終えたあとにデンマークに戻り、そこから帰国するという人もいました。

フォルケホイスコーレには世界中から学生が集まっているため、このような柔軟な旅のスタイルを選ぶ人も多い印象でした。

まとめ

フォルケホイスコーレの卒業日は、学生にとってとても慌ただしい一日になります。部屋の掃除や荷造り、退去の準備などが重なり、想像以上に忙しい時間になります。

そのため、感謝を伝えたい人がいる場合は、事前に手紙を書いたり、早めに時間を作ったりすることがとても大切だと感じました。

また、学校によっては次のコースがすぐに始まるため、多くの場合は最終日に完全退去となります。卒業後の予定や荷物の扱いについても、早めに考えておくと安心です。

フォルケホイスコーレの卒業日は、少し慌ただしいですが、同時に学校生活の最後を感じる特別な時間でもあります。

これからフォルケホイスコーレに通う人にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

フォルケホイスコーレを卒業前のタイミングの方にはこちらの記事が参考になるかも?是非一緒に読んでみてください。